国外からブータンに入るための唯一の手段が、ドゥルックエアー。
ブータン王国の国営の飛行機で、玄関口はパロのみ。
日本からの直行はないため、シンガポールやインド、タイなどを経由していくしかない。

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私はタイを経由してブータン入りした。
経由地にもよるらしいが、左窓側席をリクエストして座ると、ヒマラヤが一望できる。
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また、ブータンが近づくとダイナミックな山を眼下に臨む、迫力のあるマウンテンフライトが楽しめる。
このマウンテンフライトには、本当にビックリしたのなんのって。
空から見下ろすブータンは、まさに山が大部分を占める国土で
そこに家が点在し、日本ではありえないでしょ、というような場所にも家があり、

山を通る道は絵に描いたようにジグザグ。
どこを見ても、わああああと声を上げたいほど圧巻の、日本ではお目にかかれない景色だった。

パロ国際空港も山と山の間に位置する。
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パスポートコントロールでは、ブータンに入る外国人たちを、まず歴代の王様の大きな写真が出迎える。

ターンテーブルから荷物をとろうと行くけれど、まったくまわっていない、
というかベルトコンベア部分が壊れ荒れ果てて機能しなくなって長いことたっているなという感じ。
預け荷物は壁にどかんとあいた穴から手動で空港スタッフがこちら側に運び入れる。

余談だが、 帰りにこのパロ国際空港でドルックエアーにチェックインする際、 預け荷物の検査を受けた。 検査を受けるのはもちろん当然なのだが、出てきた荷物には チョークの手描きで バツ印が。 セキュリティチェック済みのシールを貼ったり、タグをつけたりするのが 普通だと思っていたが、このバツ印にはびっくりして笑ってしまった。 写真を撮りながら大笑いしていると、保安検査官のブータン人も一緒に笑っていた。 いいなあ、ブータン。
外国人には、ガイドと運転手と専用車をつけることが義務づけられているブータンでは
ただ1つの国際玄関口、パロ国際空港に到着したお客さんほぼ全員に、
出口で待ち構えているガイドがいるということ。
出口にわんさか待ち構える、民族衣装のガイドたちの姿もまた圧巻。
そんな圧巻づくしが、ブータンの旅のはじまり
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