旧都 プナカ →地図⑥
プナカはブータンのかつての首都で、標高1400mと、ティンプーに比べ1000mほど低く亜熱帯気候。
1955年にティンプーが通年を通して首都となるまでは冬の首都であった。
現在でもタシチョ・ゾンn僧侶たちは冬の間プナカで過ごしている。
気温はこの時(1月)10℃~20℃。 ティンプーやフォブジカと比べて格段にあたたかかく、
確かに過ごしやすかった。
ティンプーから東へ向かう3時間のドライブは、ドチュラ峠を超えるが、その際、
ブータンヒマラヤ連山の息を飲む大パノラマが見られる。 (→参照「ドチュラ峠」)
プナカ・ゾン
※「ゾン」=「城塞」1637年に建てられたプナカ・ゾンは、ポチュ川とモチュ川、二つの川の中州にそびえたっている。
冬の首都だったこのプナカに、今でも冬の間、中央僧院はティンプーのタシチョ・ゾンからこのプナカ・ゾンへと移動する。
かつてこのゾンは、侵略してきたチベット軍との数々の勝ち戦の舞台であり、
また英国統治下のインドとの平和条約の締結の場でもあった。
ブータンにあるゾンの中でも特に装飾の美しいゾンと言われ、
国王の婚礼の儀もここで執り行われた。
チベット世界全体にとって特に重要とされる観音菩薩像が安置されている。
が、例によって内部の写真撮影はできない。
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ブータンの僧侶の袈裟は赤い。僧侶たちもたくさん訪れる。
警備する警察官たち。 長い銃を背中に背負って。
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たまたまこのとき、プナカ・ゾンに各地から人々が集まり祈りを捧げるという
特別な3週間だったため、 プナカゾンに向かう道はずっと、ずーっと、たくさんのブータン人。
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露店あり、テントの簡易ホテルあり、ゾンへ近づくにつれ人々は行列となり、、、
ここで?野菜をゲリラ販売。しかもこの子は買うのか。 遠方から来たのか、テントホテルへと向かう親子。
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川の向こうに目をやると、人人人の行列ができている。
橋の入り口は入場制限され、ブータン人でごった返し。
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ゾンという正式な場であるためなので100%民族衣装を着て、
おごそかに白い布を肩にかけた、とっておきのいでたち。
それをこれでもかと言うほど見せてもらった。
これだけの正装したブータン人をいっぺんに見られることはなかなかないだろな。
モチュ・ポチュ
※「モ」=「女、母」 「チュ」=「川」 「モチュ」=「女川、母川」「ポ」=「男、父」 「ポチュ」=「男川、父川」
ここはモチュとポチュが合流する場所。
左がモチュ 右がポチュ。
ここから1つの流れになっていく。

ナナリ・ラカン
早朝、連れて行ってもらったプナカの山の上にある寺。正式な名前は、「サンチェン・ドジリンドゥ・ラカン」と言われたけど。
入り口からたくさんのダルシンが出迎えてくれる。
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山の上にあるので、見晴らしが絶景。
眼下の谷にプナカを見下ろす。
雲がとりまき、ブータンという国が大変な高山なのだとわかる。
なんとも神秘的な光景。

ここにはブータン式、ネパール式、チベット式の3種類の仏塔が並ぶ。
この目がついている仏塔はネパール式仏塔。

寺ではどこでも守り神としてスノーライオンがいる。 かわいい~! かわいい~!

ペイントだったり、入り口のドアに並んでいたり。 並ぶとなおかわいい、スノーライオン。
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ミニチュアの仏塔がたくさん。
ここで、この赤土で作られているんだそうだ。
大小様々あって、金や白に塗られたものもある。
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参拝に来ている親子。
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霊験あらたかな感じがこのロケーションから漂ってくる。

プナカ市街

家族で歩く姿がなんだかほほえましい。
8ELEVENって、この店、もしやあの、日本のあの店のパクリじゃ・・・
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牛と犬とおじいちゃんたち。みんな自然な感じで一緒にいる。
建物の二階や三階のベランダには植木鉢がずらり。
あ、危なっ!
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子どもたちが遊んでいる広場。 その広場の手前は水たまりととゴミ。
ゴミはあちこちにあり、ブータンの景観を損ねたり、衛生面での心配があったりしそう。
自然に自然に生きてきたブータンの人たちには、 プ
ラスチックゴミが自然に還らないという意識がまだ浸透していないのだろうか。
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そのくるくるバージョン。
花びらのような赤い葉っぱがくるくるしている。
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途中見かけた道路での風景 行商らしき人たち。
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ノブディン村
移動途中立ち寄ったプナカのとある村。![]() |
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クリスマスのあのポインセチアのような色だけど、見慣れたポインセチアと違って大きな樹木。
機織りのために糸をのばしている女性たち。
決してせかせかとせず、女3人でのんびりと仕事している。
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小さい子は年上の子が面倒を見る、小さい子もちょっと年上の子も一緒に遊ぶ、
そうやって子ども同士のコミュニティが自然に存在しているのがいいな。
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ホテル サンドペルリ・ゲストハウス ZANGTO PERLI GUESTHOUSE
タロへ上がる途中、棚田が見下ろせる。 ロビーには王様。一棟一棟離れた棟になっている部屋へホテルスタッフが荷物を運び、
ミルクティーを持って来てくれる。
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結構広い部屋なのに、小さなストーブが一つあるだけだからだ。
初日にこのホテルに泊まり、ブータンはこんなに寒いのかと震えながら寝た。
ホッカイロをいくつも貼って寝たけれど、こんなに寒かったのはこのホテルだけだった。
ホットシャワーは出るものの室内の温度が寒すぎてシャワーなんて浴びられない。
敷地内には仏塔があり、月と仏塔が絵になる光景だった。
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